松尾です。 cygterm.exe の cygterm.cfg の読み込み仕様を変更しようと思います。 現在は README-j の説明を引用↓ cygterm.cfg は次の順序で読み込まれます。 - コマンドライン引数 - exe と同じフォルダ - /etc/cygterm.conf (cygwinの/etc/) - $APPDATA/teraterm5/cygterm.cfg - ~/.cygtermrc この部分を変更して、 - 読み込む設定ファイルを決める、優先順位は次の順 - コマンドラインで指定した設定ファイル(新) - $APPDATA/teraterm5/cygterm.cfg (*cygtermはargv[0]から取得する) - ポータブル版のときは exe と同じフォルダ - 次のファイルはチェックしない - ~/.cygtermrc - /etc/cygterm.conf (cygwinの/etc/) - exe と同じフォルダの cygterm.cfg - ポータブル版のときはチェックされる - ファイルが決定したら読み込む - コマンドライン引数 - コマンドラインで指定したものが優先順位が一番高い Tera Term で cygterm の設定(cygterm.cfg を編集)することができます。 対象は $APPDATA/teraterm5/cygterm.cfg のみです。 (teraterm4はexeと同じフォルダ(or VirtualStore)ですね) ~/.cygtermrc, /etc/cygterm.conf のことで いままで混乱することがなかったようなので 利用されていなかったと思われますし、 ポータブル版で使うことも考慮すると 省略してよいだろう、というのが理由です。 コマンドライン引数を最後にした理由は、 例えば、 -t 'terminal-emulator' これを設定したいとしても、cfgに TERM=xterm と書いてあると コマンドラインで指定でないからです。 cyglaunch からも引数が渡せるので、 「cygterm here」のレジストリからも引数が渡せて、 いろいろなことができそうです。 変更したら次に追記します。 https://ttssh2.osdn.jp/manual/5/ja/usage/migrate_to_5.html 変更で良くなさそうなことがあれば指摘ください。