クリアスウィフト、Linuxベースのメールセキュリティアプライアンス

 クリアスウィフト(山本卓夢代表取締役)は、電子メールセキュリティ対策を1台で実現するLinuxベースのセキュリティアプライアンス製品「MIME sweeper SMTP Appliance2.4」を7月20日に発売した。

 「MIME sweeper」は、電子メール経由の情報漏えい対策とスパム対策などの受信メールセキュリティを同時に実施するアプライアンス。最新版では、多様化するスパムへの対策機能と管理機能の強化を図った。

 スパム対策機能では、15分に一度更新されるスパムシグニチャーを使用できるようになった。また、従来は不可能だったスパム対策機能の強度を6段階から選択することが可能になり、組織のセキュリティポリシーに応じたスパム対策が行える。

 管理機能では、複数台で運用する場合の管理を容易にするため、1台のアプライアンスのポリシー設定を他のアプライアンスに反映させる「ポリシーレプリケーション機能」や、PMM(保留メールの個人管理機能)エリアに保留されたメールが複数台に分散されていても、ユーザーは1つのPMMエリアとして管理できる「PMM統合機能」を追加した。PMM統合機能は、誤送信対策に活用することもできる。

 最大メールアドレス数やCPU、メモリ容量などが異なる5モデルをラインアップする。価格は、250ユーザーまでの「CS250」が150万円、500ユーザーまでの「CS500」が300万円、1000ユーザーまでの「CS1000」が500万円など。

クリアスウィフト=http://www.clearswift.co.jp/

提供:BCN